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診療科案内産婦人科

診療案内

産婦人科では、1)婦人病と腫瘍、2)産科・周産期、3)思春期・不妊内分泌、4)中高年女性ヘルスケア の4分野の病気を担当します。思春期から後期高齢まで幅広く女性特有の多種多様な病気に対して各分野の学会認定の専門医が担当します。

トピックス

  1. 2023年8月1日から夫立ち合い分娩の受付を開始します。

    ご主人も 後期指導 の参加が必要です。 9月以降は、母親学級 への参加も必要です。詳しくは、外来助産師へ。

  2. 妊娠16週以降の健診で、超音波検査にご主人などの同席が可能になりました。
  3. 2023年4月からの外来診察の担当医師に一部変更があります。
  4. 2020年7月から開始した、子宮筋腫、良性卵巣嚢腫、骨盤臓器脱に対する内視鏡下手術(腹腔鏡手術・子宮鏡手術)は2022年末までの2年半で191件になりました。2022年の手術では、総手術件数の約40%は鏡視下手術でした。その治療成績(鏡視下手術成績2022)をご覧ください。
  5. 2019-2022年の4年間の産婦人科診療成績2022をまとめました。収束しないコロナ禍のため、前年よりも約8%手術が減りましたが、悪性腫瘍手術が減ったと考えられます。
  6. 2019年4月から運用開始した助産師外来は、2年間で延べ166人の妊婦さんが受診されました。助産師外来運用実績をご覧ください。(2022年成績は集計中です)
  7. 当科紹介(地域医療連携センターニュース・阿伎留通信 などから)
     ①赴任の挨拶:髙田【地連ニュース 94号(2018年11月号)】
     ②赴任の挨拶:飯野【地連ニュース 96号(2019年5月号)】
     ③赴任の挨拶:椙田【地連ニュース100号(2020年7月号)】
     ④手術体制が確立:髙田【Weekly News西の風(2019年4月号)】
     ⑤「助産師外来のご紹介」【阿伎留通信201号(2019年10月号)】
     ⑥NCPR講習会が始まる【医療センター報「あゆみ」126号(2022年12月号)】
     ⑦新生児蘇生法NCPR講習会の自施設開催【地連ニュース107号(2023年1月号)】

当該科の対象患者

婦人科外来

月経異常(PMS月経前症候群、月経困難症)、更年期障害、子宮筋腫、卵巣腫瘍(良性・悪性)、子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮がん(頸癌・体癌)、頸管ポリープ、腟外陰の炎症や異常、不正出血、などの婦人科領域の様々な健康上の悩み事に対処します。また、あきる野市、日の出町、檜原村の子宮がん検診指定医療施設として、一次検診の「細胞診」に加えて、二次検診としてコルポスコピーや「組織診」などの精密検査を毎週金曜日の腫瘍外来で行います。手術については、この後の「当該科の特徴」をご覧ください。

 

産科外来

お産は、自然分娩と予定帝王切開を行いますが、無痛分娩は行いません。また多様化する妊婦さんのために助産師外来を開設しています。助産師外来のご案内をご覧ください。

また、すべての妊娠・分娩が安全に終えるように、事前に産婦人科医全員でのカンファレンスを行い、小児科、麻酔科とも連携しています。妊娠中は、母親学級(コロナ禍のため休止)、分娩後は母乳外来や育児相談を行っています。産後経過の不安に対する産後ケア(宿泊型)を、あきる野市からの委託事業として行っています。産科外来の看護師・助産師にご相談ください。残念ながら、当科は周産期センターではありません。そのため、早産・未熟児の妊娠・分娩や合併症のある方の診察と分娩には対応できませんので、受け入れ可能な周産期センターにすみやかにご紹介します。外来担当医師が説明します。

生殖・婦人科内分泌外来

不妊治療を行う専門外来です。2019年3月から生殖医療専門医の飯野医師が担当し、月曜・火曜・金曜に診察しています。未治療でも、他院で治療中の方でもご相談を受けます。お悩みの方は、まず受診される事をお勧めします。子宮鏡検査・子宮卵管造影検査も行っています。

骨盤臓器脱外来

2020年4月から、骨盤臓器脱(子宮脱・膀胱瘤)外来を開設しました。毎週火曜日、担当は椙田医師(女性ヘルスケア専門医・指導医)です。当科の特徴は、性器脱の治療を内視鏡を使って行う手術(仙骨腟固定術 LSC といいます)を、椙田医師を中心に行っている点です。この手術は、患者さんに侵襲が(身体的負担が)少ないといわれていますが、難度の高い手術であるため、中央線沿線でも積極的に行っている施設は数えるほどしかありません。そのため、患者さんならびにクリニックの先生方からの問い合わせも多くあり、毎週のように手術を行っています。性器脱でお困り場合は、一人で悩まず、まず受診されることをお勧めします。

 

骨盤臓器脱について説明します。

骨盤臓器脱とは骨盤を支える筋力が加齢などの原因で低下して、子宮、膀胱などの内臓が腟から降りてくる病気です。以前は子宮脱・膀胱脱・直腸脱と区別していましたが、今は「骨盤臓器脱」と総称しています。本邦での骨盤臓器脱は、健康成人女性の約25%、出産経験者の約40%との報告があります。腟から何か下垂して違和感があったり、腟の粘膜が外に触れて痛みや出血があったりと、1人で悩んでいる方は、骨盤臓器脱外来での診察をお勧めいたします。また、更年期障害の診察も併せて行います。(骨盤臓器脱外来について、更年期障害についてをご覧ください)

避妊相談
  • 避妊リングについて
  • 避妊ピル
子宮がん検診 一般的な子宮がん検診(一次検診)のほか、市町村の子宮がん検診も行っております。コルポスコピー検査(二次検診)を金曜日の腫瘍外来で行っています。

当該科の特徴

婦人科腫瘍の手術について

地区の検診や職場の検診、人間ドックで指摘された問題点に対しては迅速に解決します。特に、手術は、子宮・卵巣腫瘍の手術も2018年10月から開始しており、初診から手術までの待機期間は平均2~4週です。入院期間は、レーザー円錐切除で2泊3日、開腹手術で術後4~7日で退院できます。切開創は、吸収糸で埋没縫合した上にフィルムで覆うため、抜糸はありません。

 なお、日中の緊急入院・手術などは可能ですが、医師数の都合で、夜間・休日の緊急入院・手術には対応できませんので、日中のご相談・ご依頼をお願いします。産婦人科外来受付にご連絡ください。

助産師外来について

助産師が行う妊婦健診は、広く全国的に定着してます。内容は、医師が行う妊婦健診と同様で、超音波検査による胎児の体重測定を行い、胎児の健康状態を確認します。同時に、妊婦さんには尿検査・保健指導のほか、お産に対する不安や乳房管理(助産師外来の大きなポイントです)を行います。 完全予約制のため時間をかけて、ゆっくりと健診が受けられます(これも特徴です)。料金は医師がおこなう妊婦健診と同額です。

受診は、妊娠24・26・28・30・32週の方で、助産師外来を希望し、医師から順調に経過していると診断された妊婦さんです。ご希望があれば、ご主人・お子様・お母様なども同席が可能です。ただし、感染症の症状または徴候がある方(特にお子様)はご遠慮ください。

  • 助産師外来のご案内

分娩について

妊婦さんのニーズに応じた自然分娩を行います。ご希望の方は、月曜、火曜、金曜の産科外来でご相談ください。無痛分娩は行っていません。

出生前診断について

羊水検査、クアトロテストを行っています。

母親学級について(妊娠28~30週の方を対象に開催します。)

※新型コロナウイルス感染が収束するまでは開催を中止します。

 

母乳外来について

赤ちゃんの体重増加や乳房の状態などをチェックし、乳房ケアをしながら助産師がひとりひとりにあったアドバイスを致します。育児の相談も行っています。
平日の午後に予約制で行いますので、産科外来にお問い合わせください。

費用
  • 当院で出産された方 2,000円
  • 上記以外の初診の方 5,200円
  • 再診の方 2,000円
持ち物 母子健康手帳、赤ちゃんのおむつなど

入院生活について

入院日数、入院する部屋、入院費用、面会時間、母児同室、産後の食事などについてご説明します。こちら(PDF)をご覧ください。

外来担当表

外来担当表を確認する

受付場所

  • 産婦人科の受付はEブロックです。

診療体制

  • 部長髙田 眞一

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医・指導医
    • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
    • インフェクションコントロールドクター(ICD)
    • 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医
    • 日本性感染症学会認定医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
    • 東京都母体保護法指定医
  • 科長飯野 好明

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本生殖医学会 生殖医療専門医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
    • 東京都母体保護法指定医
  • 科長椙田 賢司

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
    • 日本産科婦人科内視鏡学会 腹腔鏡技術認定医
    • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
    • 日本女性医学会 女性ヘルスケア専門医・指導医・代議員
    • 日本抗加齢医学会 専門医
    • 日本女性心身医学会 認定医
    • 日本性感染症学会 認定医
    • ICD(インフェクションコントロールドクター)
    • 女性ヘルスケア・アドバイザー
    • 日本静脈学会 弾性ストッキング・コンダクター
    • 日本医師会認定 産業医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
    • 東京都母体保護法指定医
  • 科長吉村 理

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
  • 科長功刀 祐子

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医
    • 日本臨床細胞学会 細胞診専門医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
  • 非常勤水谷 美貴

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本女性医学会 女性ヘルスケア専門医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
    • ALSOプロバイダース修了
    • 新リンパ浮腫研修(Step1,Step2)修了
    • 女性のヘルスケアアドバイザー養成プログラム修了
    • 緩和ケア研修修了
    • 麻酔科標榜医
  • 非常勤中山 琢生

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
    • 日本周産期・新生児学会 母体・胎児専門医
    • 日本超音波医学会 超音波専門医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了
    • 日本抗加齢医学会 専門医
    • 日本内科学会 認定内科医
  • 非常勤工藤 一弥

    • 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
    • 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医・指導医
    • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
    • 日本臨床細胞学会 細胞診専門医
    • 新生児蘇生法「専門コース(Aコース)」修了