診療科案内乳腺外科
診療案内
12人に1人は乳癌になる時代と言われています。
当院は、乳癌学会認定施設です。乳腺専門医も在籍しており、適切な診断・治療にあたっています。患者さん一人一人に合わせた診療を心掛けており、医師をはじめ、看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師がチームとなって最善の治療に努めています。乳癌は長期にわたるフォローが必要な疾患です。
当院では検査、手術、補助療法(放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン療法)等、全て包括して行うことが可能です。乳房にしこりがある、乳房が張っている気がする場合なども、お気軽にご相談ください。
当該科の対象疾患
乳腺科疾患(乳癌、乳腺の良性疾患、乳頭異常分泌症等)
外来担当表
乳腺外科の外来担当表を確認する リンパ浮腫外来の外来担当表を確認する
お知らせ
- 午前診の受付時間8:00-11:30、午後診の受付時間は14:00-15:00となります。
- 都合により休診となる場合があります。詳しくは受付でご確認ください。
住民健診
あきる野市・日の出町・檜原村の乳がん検診も行っています。検診のお申込みについては、各市町村の検診窓口へお問い合わせください。
また、当施設は認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動〉が推進するジャパン ・マンモグラフイーサンデー(JMSプログラム)賛同医療機関です。
検査について
マンモグラフィ(乳房専用のレントゲン)、乳房超音波(エコー)、乳腺MRI等の画像検索が可能です。生検が必要な場合はマンモトーム検査、針生検、細胞診を行います。
病変が石灰化のみの場合には、ステレオガイド下マンモトーム生検も施行しています。
診療体制
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非常勤谷村 薫
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非常勤後藤 洋伯
手術について
手術件数(2014年):33件(内訳;乳癌31件、良性腫瘍2件)
乳癌の術式については、乳房全摘・部分切除のどちらにも対応しており、放射線治療も当院で治療可能です。局所麻酔での腫瘤摘出術の場合には、日帰り手術も行っています。乳癌の手術は全身麻酔下で行い、入院期間は約7日〜10日間です。
(乳房再建について)当科では、形成外科と合同で、自家組織による同時乳房再建も行っています。
抗がん剤治療について
乳癌の抗がん剤治療は、原則通院で行います。
乳癌抗がん剤治療件数(2014年):のべ414件
抗がん剤治療は専用の治療室で行います。乳癌患者数の増加に伴い、使用出来る抗がん剤の種類も多岐に渡り、吐き気等の副作用対策も十分に行いながら治療を組み立てていきます。がん治療認定医、がん化学療法看護認定看護師も在籍しています。
リンパ浮腫外来について
乳癌術後のリンパ浮腫は、以前は治療が難しいと言われていましたが、現在では治療が確立されています。リンパ浮腫を発症する前の予防・セルフケアも含め、当院ではリンパ浮腫外来を開設しています。リンパ浮腫療法士(看護師)が在籍していますので、お気軽にご相談下さい。
患者さんのための相談会
2015年4月よりがん患者さん・ご家族のための相談会「結の会」を開設しました。日常生活における気がかりや治療に関する相談等がありましたら、お気軽にお問合せください。 詳細はトップページ「地域の皆様へ」をご確認ください。