部門案内 医療安全管理室

診療時間情報
外来診療受付時間

午前8:00〜午前11:30
月曜日〜金曜日(祝日を除く)
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緊急・救急の場合はこの限りではありません。
詳しくは救急外来をご参照ください。

休診日

土曜日・日曜日・祝日・年末年始
(12月29日〜1月3日)

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部門案内

基本方針として医療の現場では医療従事者の行為が、医療上予期しない状況や望ましくない事態を引き起こし、患者の健康や生命を損なう結果を招くことがある。患者の安全を確保するために、全職員の不断の努力が求められる。さらに日常業務の過程にいくつかのチェックポイントを設けるなど、医療安全体制の仕組みを院内に構築することが重要となる。私たちはこのような考え方をもとに、それぞれの医療従事者の個人レベルでの事故防止対策と、病院全体の組織的な事故防止対策の二側面の対策を推し進めることによって、患者が安心して安全な医療を受けられる環境を整えることを目標に、適切な医療安全管理を推進していく。

部門の特徴

インシデント・アクシデント報告の集計・分析・対策

インシデント報告分析支援システムの導入に伴い、院内すべての報告を収集・分析および再発防止策を講じ、業務改善に努める。

医療安全管理委員会の運営

リスクマネージャーと連携しながら組織横断的な活動を推進し、全職員の医療安全に対する意識の向上を促し、日々の医療安全活動の中心的役割を担う。

医療安全対策マニュアルの策定

医療事故防止のための各種マニュアルおよび改訂を行う。

職員研修の企画・運営

全職員の安全意識の向上と当院全体の医療安全を向上させることを目的とし、一年に2回全職員を対象とした医療安全のための必須研修を実施している。

院内安全パトロールの実施

院長回診、医療安全部門会で病院内巡回を行い、職員の安全対策マニュアル遵守の状況 把握、各現場における5S活動の推進および院内の環境整備の改善を図るための助言や支援を中心に活動する。

医療安全便りの発行と医療安全情報の提供

医療安全便りの発行と医療安全情報の提供は、情報の共有と再発防止、患者や医療従事者の安全確保、院内全体の安全意識を高めることにつなげる事を目的としている。

ラウンドの様子

病棟の薬剤管理状況確認ラウンド

医療安全への取り組み

患者さんに安全な医療を提供するため、医療安全管理室が中心となって様々な取り組みを行っています。その一部をご紹介します。
患者さんには、当院の医療安全の取り組みにご参加いただく場合がございます。安全な医療を提供させていただくため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

患者誤認の予防対策

病院には、同姓同名やよく似たお名前の患者さんがいらっしゃいます。患者さんのお名前の確認を間違えることは、重大な事故につながる可能性があります。当院では細心の注意を払っておりますが、安全を確実なものとするため、患者さんご自身にも以下のご協力をお願いしております。

1.フルネーム・生年月日によるご本人確認

外来での診察時、点滴や採血などの処置を行う際など、職員が患者さんのお名前を確認する場面は数多くあります。入院生活においては、注射や配膳、お薬をお渡しする時なども含め、一日に何度もお名前をお尋ねします。

お互いに顔と名前を知っている間柄であっても、安全な医療を提供させていただくための大切な確認になります。お手数をおかけしますが、お名前をフルネームで、そして生年月日をお聞かせくださいますようお願いいたします。

また、書類やお荷物などにお名前が記載されている場合は、ご自身でもお間違いがないか、ご確認をお願いいたします。

2.入院患者さんへのネームバンド装着のお願い

入院中の患者さんには、ご本人確認のため「氏名」「生年月日」「バーコード」を印字したネームバンドの装着をお願いしております。安全のため、入院中は外さないようご協力をお願いいたします

転倒・転落の予防対策

入院生活は、住み慣れたご自宅などとは環境が異なり、また体調も万全ではないため、転倒・転落の危険性が高まります。
当院では、患者さんが安全で快適な生活を送っていただけるよう療養環境の整備に努めております。しかし、患者さんご自身に気を付けていただいたり、職員が注意を払っていても、転倒やベッドからの転落が起こってしまう可能性があります。
安全な入院生活のために、患者さんやご家族の皆様にもご協力をいただきながら、共に転倒・転落の予防に努めてまいりたいと考えております。

1.履物は、履きなれたかかとのあるものを選びましょう

スリッパやサンダル、かかとのない履物は、脱げやすく滑りやすいため危険です。入院中に使用される履物は、履きなれた、滑りにくい室内用のシューズや(ゴム底のものなど)をご用意ください。

また、安全のため、靴のかかとを踏まずに正しくお履きください。

2.ベッドの周りは整理整頓を心掛けましょう

ベッドの周りに荷物などが置かれていると、足を引っかけて転倒する原因となります。お手荷物は床に置かず、備え付けの棚などに収納してください。必要な物は、手の届く安全な場所に整理して置くようお願いいたします。看護師も環境整備に努めますが、患者さんご自身とご家族の皆様のご協力をお願いいたします。

3.キャスター付きの器具に体重をかけないでください

点滴台やオーバーテーブルなど、キャスター(車輪)が付いているものは、体重をかけると動いてしまい、大変危険です。立ち上がったり、異動したりする際には支えとして使用せず、必ずベッド柵や壁に設置された手すりをご利用ください。

その他

管理体制
医療安全管理 組織図