土曜日・日曜日・祝日・年末年始
(12月29日〜1月3日)
新年のご挨拶
年頭にあたり、公立阿伎留医療センターを代表してご挨拶申し上げます。
日頃より当センターの医療活動を支えてくださっている地域の皆様、関係機関の皆様に、心より御礼申し上げます。
昨年は、全国的に医療提供体制の厳しさが一層顕在化した一年でした。救急医療をはじめ、外来・入院を問わず、医療現場にはこれまで以上の負荷がかかり、地域医療を「当たり前に維持すること」そのものが容易ではない状況が続きました。こうした中で、私たち公立病院に求められたのは、効率や採算だけでは測れない、地域の命と暮らしを守る最後の拠点としての役割を、いかに現実の医療として果たし続けるかという問いであったと受け止めています。
そのような一年において、当センターは創立100周年という大きな節目を迎えました。地域の皆様と共に歩んできた歴史を振り返ると同時に、病院機能評価の受審、急性期病棟の稼働回復と病棟再開など、医療提供体制を立て直し、次の時代につなぐための具体的な取り組みを進めることができました。これらは、地域の皆様の変わらぬ支えと、困難な状況の中でも現場を守り続けた職員一人ひとりの努力なくしては成し得なかったものです。改めて深く感謝申し上げます。
本年も、「地域に根ざし、患者様一人ひとりに寄り添う医療」という基本理念のもと、地域包括ケアを基盤に、がん医療・緩和ケア、小児・女性医療、障害(児)者医療、救急総合診療の充実、さらには難病やがん治療を中心とした先進医療、医療DXの推進に取り組んでまいります。限られた資源の中にあっても、必要な医療を必要な方に確実に届けることこそが、公立病院の責務であると考えています。
結びに、私たちはこれからも、地域の現実から目を背けることなく、皆様と対話を重ねながら、信頼される医療を積み上げていく所存です。2026年が、地域の皆様にとって安心と希望を感じられる一年となるよう、職員一同、力を尽くしてまいります。
本年も公立阿伎留医療センターをどうぞよろしくお願い申し上げます。
公立阿伎留医療センター
院長 武井 正美