部門案内　栄養科

栄養科では、医師の指示のもと、入院患者さん一人ひとりの病状に合わせた食事を、医療の一環として提供しています。
当院では「入院時食事療養（I）」の基準に基づき、適切な食事管理を行っています。

厨房業務は給食委託業者に委託していますが、病院管理栄養士が患者さんのもとへ直接伺い、治療食の説明やアレルギー食品・嗜好品の聞き取りを実施しています。
その内容をもとに、病棟スタッフや給食委託業者と密に連携し、食事内容の調整を行っています。

また、治療食だけでなく、出産お祝い膳や季節に合わせた行事食にも力を入れており、一般常食の患者さんには選択食も導入しています。
入院中の食事が少しでも楽しみになるよう、栄養科一同、安心で快適な食事提供に努めています。

当院の栄養科では、医師の指示のもと、入院患者さん一人ひとりの病状や体調に合わせたお食事を提供しています。
「日本人の食事摂取基準2025」や「疾患の治療食ガイドライン」に基づいて献立を作成し、安心して召し上がっていただけるよう心がけています。

患者さんのお好みやアレルギーについては、管理栄養士が直接お伺いし、できる限りご希望に沿った対応を行っています。
また、特別な栄養管理が必要な方には、個別の栄養管理計画を立て、定期的に見直しを行いながらサポートしています。

さらに、病棟でのカンファレンス（多職種による話し合い）にも参加し、医師や看護師などと連携しながら、よりよいお食事や栄養サポートを考えています。
感染対策チームや褥瘡（じょくそう）対策チームなどにも積極的に関わり、安心で安全な食事提供を目指しています。

お食事は、食中毒防止やアレルギー対応を徹底し、厨房スタッフや院内の各部署と連携しながら安全に提供しています。
また、配膳時には病室・お名前・生年月日の3点確認を必ず行い、誤配膳を防止しています。
発声が難しい患者さんについては、ネームバンドや食札を用いた指差し確認で、確実にお食事をお届けしています。

栄養科では、患者さんが安心して、そして少しでも楽しく食事をしていただけるように、日々取り組んでいます。