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放射線治療のよくある質問

放射線治療

付き添いの人が放射線を浴びることはないのですか?

外照射の場合、放射線治療室の外では、放射線治療を受けている患者さんのそばにいても、周囲の方に対しては全く影響がありません。また、患者さんから放射線が出るようなことはありませんのでご安心ください。

最初につけた皮膚のマーク(しるし)はどうなりますか?

治療期間中、消さないように注意していただいた皮膚のマーク(しるし)は、放射線治療終了後は消えても差し支えありません。しかし、皮膚が弱っていることも多いので、無理にこすらず、自然に消えるのを待ちましょう。

放射線治療の効果はいつ頃から出るでしょうか?

病気の種類によって治療開始後間もなく効果の現れるものから、治療が終って1〜2ヶ月してから現れるものまで色々です。詳しいことは担当の医師にお尋ねください。

放射線の副作用にはどんなものがありますか?

放射線の副作用には全身的なものと局所的なものがあります。

全身的なもの
放射線を当て始めてしばらくすると、少し体が疲れやすくなることがあります。また、貧血気味になる場合もあります。

局所的なもの
皮膚の紅潮、下痢、食欲不振、脱毛等がありますが、照射部位、範囲、エネルギー、線量、方向によって異なります。治療計画は精密に行われ、また、治療装置は非常に精度の高いものなので、必要な範囲以外には放射線はあたりません。ですから、放射線の当たっていない場所に副作用が出ることは有りません。

放射線治療は一度しか受けられないのですか?

部位が異なる場合は必要に応じて何回でも受けることができます。しかしながら、同一部位には原則として一度しかできません。これは正常組織の障害を防ぐためです。例外としては全脳照射後のラジオサージャリーなどがあります。詳しくは担当の医師にお尋ねください。

放射線治療は痛いですか?

手術、注射などと異なりメスで切ったり、針を刺すような事はないので痛みはありません。ただし、喉や食道に放射線治療をした場合には開始後2週間位で痛みが出てきます。

放射線治療を受けると頭髪は抜けるのですか?

放射線治療は局所治療です。このため照射部位にしか直接的な効果はありません。ですから頭部が照射範囲に入っていなければ頭髪が抜けることはありません。しかし、化学治療が行われている場合にはその副作用で脱毛が起こることはあります。

治療は必ず入院しなければ出来ないのでしょうか?

照射部位や照射範囲にもよりますが放射線治療のみで、通院可能な距離であれば外来通院での治療も可能です。その際には担当の医師とご相談ください。

治療中注意する事はありますか?

放射線治療のための位置合わせのマーク(皮膚に黒マジックインクで描かれている)を消さないようにしてください。マーク(しるし)がほとんど消えてしまうと治療が不可能となり、再度マーキング(印付け)が必要になります。また、照射部位の皮膚を保護するようにしてください。夏など日差しが強いときには日光が直接当たらないようにスカーフなどをしてください。乳房の治療の場合には締め付けるような下着を付けていると皮膚が剥けてしまうことがありますので、ゆったりとしたものに変えてください。

エックス線検査を受けた時の放射線被爆が心配です。体に影響はあるのでしょうか?

自然放射線被曝でどのくらいの放射線を浴びているのかと言いますと、大体1年間で胸部写真を30枚撮影するくらいの量です。ただし、胸部写真の場合は、胸部以外には放射線を受けていませんが、自然界からの放射線は全身に受けています。飛行機に乗って旅行に行く時などは、地上に比べ、より多くの宇宙からの放射線を受けています。 放射線を一度に全身に受けた場合、障害が現れるのは約250mSvです。医療の場合は全身ではなく、身体の一部に限られ、しかもごく少ないので、その影響を患者さんが心配する必要はほとんどありません。病院で使用されるエックス線検査の放射線量は、たとえば胸部写真一枚では0.1mSv以下ですので、一度に2500回写さなければ250mSvになりません。ですからあまり心配しなくてもよいということが分かります。

妊娠に気づかずにエックス線検査を受けてしまった場合でも、奇形発生に敏感な時期の胎児が受ける放射線量によって、奇形が発生することは殆ど有りません。下腹部が直接撮影する部分に入る場合でも、胎児に異常が発生する可能性はないと思ってよいでしょう。ただし、治療を目的とするきわめて特殊な場合や、下腹部が長時間照射野に入る検査(大腸造影検査)の場合は、妊娠している可能性のある時期を避けて実施した方がより賢明で、若い女性の場合は、月経開始日から10日間の間に検査を受けた方がよいでしょう。胎児が照射野に入らない胸部撮影などは、制限する必要はありません。またエックス線検査をたて続けに受けたとしても、通常の診断用撮影では生殖腺への遺伝的影響を心配する必要は有りません。

エックス線検査は大切な検査で、あなたの体について大切な情報を与えてくれます。もし、エックス線写真を撮ることで体の異常が見つかれば、適切な治療方針を立てることが出来ます。わずかな危険をさけるために、病気の診断治療が遅れて生命を失うようなことが有ってはならないのです。エックス線検査は病気の診断には欠くことの出来ないもので、安全性も保たれていますので、安心してエックス線検査を受けてください。

MRI検査とはどういう検査ですか?

MRI検査とは、電波と強力な磁石を利用して人体の組織の周波数を検出し、エックス線検査では得にくい情報を画像化する画期的検査方法です。

MRI検査の特徴は、全身の臓器をいろいろな方向の断面像で観察することが可能なため、特に神経や血管、靭帯などの微細な組織の描出に優れています。もちろん、CT検査と違いエックス線を使用しないため放射線被爆の心配はいりません。MRI検査は、全身がすっぽり入る位の筒状の中で行います。大きな音が聞こえてきますが、横になっているだけで終了しますので、心配はいりません。

検査時間は、検査する部位により異なりますが頭部の検査で大体15〜30分程度になります。食事は、検査する場所や造影剤の使用の有無、検査の時間帯により禁食となります。

注意事項として、強力な磁石を使用していますので、身につけている貴金属類(時計、ネックレス等)、キャッシュカードのような磁気製品は破損する恐れがありますので、身体からはずして検査を受けるようにしてください。また、『刺青』を入れられている方は、刺青の色素にも金属が含まれている場合に火傷を起こすことがありますので、検査前に医師へ申し出てください。

マンモグラフィとは何ですか?

乳房エックス線撮影のことです。肺や胃腸のエックス線検査と同じように、乳房にエックス線をあててフィルムに写すものです。いわば、乳房専用の写真のことです。

乳房専用の撮影装置とフィルムを使用し、乳房をフィルムと圧迫版の間にはさんで圧迫して撮影するため、多少の痛みを感じることがあります。しかし、圧迫することでエックス線の被爆線量が少なくなり、ブレも防止出来るのでこの検査では他の検査では発見出来ないような小さな癌を見つけることが可能です。この検査を希望する方は、乳腺外科外来までご相談ください。

外来

乳房のトラブルは、どちらの科を受診すればよいでしょうか。

乳癌が心配な時は、外科を受診しましょう。外科ではまず触診(手で触れ、しこりがないかを診察)を行い、さらに必要な時は、乳房X線撮影(マンモグラフィ)や超音波(エコー)検査へと進みます。なお、授乳中のトラブルは、産婦人科を受診しましょう。

神経内科では、どんな病気をみてもらえるのですか。

神経内科は脳や脊髄、神経、筋肉の病気を全身的、総合的にみる内科です。精神的な問題からではなく、脳や脊髄、神経、筋肉に病気があり、体が不自由になる病気を扱います。
詳しくは以下をご参照ください。

神経内科 主な症状と対象疾患

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詳しくは以下をご参照ください。

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