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院長あいさつ

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公立阿伎留医療センター院長 荒川 泰行

公立阿伎留医療センターは、多摩の雄々しき山々を遙かに望み、四季折々に変化する素晴らしい自然環境に恵まれた東京都あきる野市に所在し、80有余年の長い歴史と伝統に育まれた全国自治体病院の草分け的存在です。

現在、当医療センターは、あきる野市、日の出町、檜原村の3市町村によって構成される阿伎留病院組合によって運営され、地方公営企業法の適応を受けています。一般病床に緩和ケア、回復期リハビリテーション、消化器病センター、人間ドックなどを併設して22診療科、310床を擁する急性・亜急性期病院であります。西多摩医療圏の、特に秋川流域の公的中核医療機関として、地域の医療施設等との医療連携を図るとともに、地域住民の健康維持・増進、疾病予防、二次救急を中心とした救急医療および高度医療等の医療業務を担っております。平成9年には災害時の拠点病院として国および東京都の指定を受けるとともに、平成16年度からは臨床研修病院(単独型)として研修医の育成にも努めています。また、平成17年8月には財団法人日本医療機能評価機構により「患者さんのためにより良い病院」としての認定を受けていますほか、日本内科学会はじめ15学会から認定施設等の教育指定を受けております。

私ども職員は、病院設立の理念と基本方針を遵守しながら、医の心を重んじ、地域住民の皆様から医療に求められる意識やニーズの変容に的確に応じられる医療サービスの提供の実践に心掛け、「医療の受け手である患者さんにとって安心、安全、かつ納得の得られるより良い病院」としての使命を果たしていく所存であります。私は、地域の医療の向上のためには、地域社会と一緒に医療を考えることの重要性を痛感してきましたが、このたび地元の有志や医師会が発起人となって「公立阿伎留医療センターを育てる会」が設立されました。私どもの病院から提供する医療の質を見える化(可視化)して透明性を高めて、また住民の皆さんも地域の限られた医療資源の有効活用を図るために病院と医療者を正当に評価して育てる土壌(文化)が醸成されるきっかけになれば大変喜ばしいことであると思っています。

皆様方におかれましては、当医療センターの掲げる理念と基本方針、そして医療の特色と医療に対する私どもの取り組みをご理解いただき、引き続き温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。

平成22年2月5日